■ なぜ、米国の先物オプションは、世界で最も魅力的なマーケットなのか?
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特別講座の受付は終了しました。現在、新規のお申込みはできません。
オプション道場では、「オプションで生計を立てられますか?」という質問をよく受けます。 個人的な経験によれば、その答えは「Yes」です。
知識や経験、そして資金もほとんど無かった筆者が、なぜオプションだけで生計を立てられるようになったのか? そのカギは「米国の先物オプション市場」にあります。
2002年末、私は逆風下での株式投資に限界を感じ、日経225オプションの取引を始めました。
しかし、一つの市場だけで取引をしていたのでは、オプションの売買チャンスを見つけるのが難しいことに気付きました。
「もっと選択肢が多い市場でオプションを自由に売買したい。」
そう思った私は、世界最大規模のオプション市場である「米国の先物オプション市場」で取引を始めました。
米国の先物オプション市場とは?
米国の先物オプション市場は、オプションで生計を立てるのに適したマーケットであると私は考えています。 それは次のような理由からです。
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世界一選択肢が豊富な市場である
→ 少額の資金から取引を始めることができ、ゆくゆくは大口で取引することも可能 -
世界一オプションの取引量が多い先物市場である
→ 流動性が高く、様々な市場でいつでも自由に取引できる -
世界一透明な市場である
→ 不正なインサイダー取引が介入せず、公平な市場である
これに対して、国内のオプション市場には次のような制限があります。
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取引対象が日経225オプションしかない
→ 有利な状況で取引できるチャンスが限られている
→ 使えるオプション戦略も限られる -
取引に必要な証拠金が多い
→ 少額資金のトレーダーには不利
「米国市場の利点はわかるけど、今一歩踏み出せない…」という声もよく聞きます。
海外市場での取引となると、不安に思うのも当然です。
ここではまず、米国の先物オプションについてのよくある誤解、そして先物オプションならでは優位性について、筆者のトレード経験を交えてご紹介したいと思います。
「先物オプション」の特徴
先物オプションと聞くと、「日経225先物、オプション取引」をイメージする方が多いかもしれません。
しかし、日経225オプションは「指数オプション」の一種で、正確には先物オプションではありません。
これに対して、米国市場のE-mini S&P 500先物オプションなどは、実際の先物取引を原資産とするオプションであるため、権利行使によって先物のポジションが受け渡しされます。 (指数オプションの差金決済とは異なる)
米国の先物市場では、あらゆる分野の「先物」が一つの市場としてまとまっています。
投資家はオンライン・ブローカーに口座を一つ作れば、株価指数、通貨、農産物といった多種多様なオプションを取引することが可能です。
さらに、米国の先物・オプション市場には80年以上前から「クリアリング・ハウス」という仕組みがあり、投資家の利益が最優先で保護されるようになっています。
(参考:米国先物オプション市場の安全性)
このような利便性、健全性こそが、米国の先物市場が世界中の投資家から信頼され、世界一の取引量を誇っている理由といえます。
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世界で最も活発な取引が行われている先物市場である
→ 1日に1,000万枚以上の先物・オプションが取引されています。 -
世界で最も大きな影響力を持つ先物市場である
→ ニューヨークの原油価格が日本のガソリン価格を動かし、シカゴの小麦価格は日本の食卓にも影響しています。 -
世界で最も多くのオプションが取引されている先物市場である
→ オプションが活発に取引されている市場は30以上。
選択肢が豊富なオプション市場
オプショントレーダーにとって、米国の先物市場は「バラエティーに富んだオプション市場」です。
米国の先物市場には、オプションが活発に取引されている市場だけでも30以上の市場があります。
(2024年10月現在)
■ オプションが活発に取引されている先物市場
シカゴの先物市場(CMEグループ)
- S&P 500 Index(S&P500指数先物)
- E-mini S&P 500(S&P500ミニ)
- DJIA(ダウ工業平均先物)
- DJIA mini(ダウ工業平均先物ミニ)
- NASDAQ 100 mini(ナスダック 100ミニ)
- T-Bond(米国長期債権30年物)
- T-Note 10yr(米国中期債権10年物)
- T-Note 5yr(米国中期債権5年物)
- Eurodollar(ユーロドル)
- Japanese Yen(日本円)
- Euro FX(ユーロ通貨)
- British Pond(英ポンド)
- Canadian Dollar(カナダドル)
- Australian Dollar(オーストラリアドル)
- Swiss Franc(スイスフラン)
- Live Cattle(生牛)
- Feeder Cattle飼育牛)
- Lean Hog(豚)
- Corn(とうもろこし)
- Soybean(大豆)
- Soybean Meal(大豆ミール)
- Soybean Oil(大豆オイル)
- Wheat(小麦)
ニューヨークの先物市場(ICE,NYMEX)
- Russell 2000 mini(ラッセル 2000ミニ)
- Gold(金)
- Silver(銀)
- High Grade Copper(銅)
- Light Sweet Crude Oil(原油)
- Natural Gas(天然ガス)
- Heating Oil(灯油)
- Gasoline(ガソリン)
- Cocoa(ココア)
- Coffee(コーヒー)
- Cotton(綿)
- Orange Juice(オレンジジュース)
- Sugar(砂糖)
豊富な選択肢は、オプショントレーダーに次のようなメリットをもたらします。
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30以上の市場から、オプションの売買対象を自由に選ぶことができる。
→ トレードの選択肢が豊富。売買チャンスを見つけやすい。 -
30以上の市場の中には、取引単位が小さいものから大きいものまで揃っている。
→ 小額の資金からスタートし、ゆくゆくは大口の取引も行える。 -
取引可能な権利行使価格、および限月が多い。
→ オプションのスプレッド戦略を組みやすい。
「有利なトレードを選ぶ」ということ
30以上の市場で取引できる米国の先物オプション市場では、オプションの売り手(または買い手)にとって有利な状況が必ずどこかに存在します。
それは小麦オプションであったり、原油オプションであったり、またはS&P 500オプションかもしれませんが、有利な市場を選んで取引するという選択肢が、トレーダー側にあるのです。
例えば、オプションの売りを行うトレーダーは、なるべくオプションが高値で取引されている市場(インプライド・ボラティリティが高い市場)を選びたいと考えるでしょう。
しかし、市場が日経225オプションだけに限定されている日本市場では、日経225オプションのボラティリティが、1年、2年と低水準で推移すると、その間はオプションの売り手にとって「有利な状況」が全く現れないことになります。 つまり、日本のオプション市場だけで取引していた場合、「有利なトレードを選ぶ」という選択肢そのものが存在しないのです。
「状況に応じて戦略を変える」という対応が可能であることもオプションの利点ではあります。
しかし、なぜたった一つの市場の値動きだけを見て、オプションを取引しなければいけないのでしょうか? より多くの選択肢の中から、自分が得意とするオプション戦略(売り、買い、スプレッド)を最も有効に使える市場を選んで取引できた方が、トレーダーにとってはるかに有利ではないでしょうか?
私はこのような疑問を持ち、米国市場での取引を始めました。
資金効率のメリット
選択肢が豊富なだけでなく、米国の先物オプションは「資金効率の良さ」というメリットも併せ持っています。 参考までに、筆者が実際に行ったトレードを下記にご紹介します。
このトレードでは、オプションの売り戦略を使い、1,279ドルの初期資金で717ドルの売却プレミアムを得ています。 資金に対する割合でみると、56%のキャッシュフローとなります。(取引が利益となった場合)
このような取引は米国の先物オプションでは珍しくなく、状況によってはキャッシュフローが100%以上になるトレードを行うこともできます。 つまり、実質“ゼロ”の証拠金でオプションを売ることが可能です。
先物市場のレバレッジにより、資金を効率的に使って取引を行えることが、他のオプションには無い、先物オプションならではの魅力といえます。
■ ご注意
先物オプションは、資金に対するレバレッジ効果が大きく、ハイリスク・ハイリターンな市場です。 安全性を重視する投資家には、米国のLEAPSをおすすめします。
取引を始めるには?
このように疑問に思われる方も多いかもしれません。 しかし、今ではオンライントレードの普及によって、日本からでも簡単に取引を行うことができます。
最初に3,000ドル以上の初期入金が必要ですが、口座開設は一週間程度で完了します。(口座開設に必要な初期入金額は会社によって異なります)
最近では日本語のサポートを提供している会社や、オンラインのみで口座開設が完了する会社などもあり、実際は日本の証券会社に口座を開くよりも簡単です。
低いハードル ≠ 低いリスク
「なるほど。それならすぐに取引を始められそうだ! 」
このように考えて取引を始められる方も少なくありません。
しかし、必要な準備をせずに先物オプション市場に参加することは、非常にハイリスクです。
恥ずかしながら、筆者もハイリスクなトレーダーの一人でした。
当初、日経225オプションのトレードで利益を得ていたため、「同じようにやれば、簡単に利益が増えるんじゃないか?」という甘い考えで米国市場に参入しました。
しかし、すぐに厳しい現実に直面しました。
先物オプションで安定した利益を得るためには、先物オプションに特化したノウハウが不可欠であると、身を持って理解するハメになったのです。
市場ごとに異なるノウハウ
例えば、商品市場の長期トレンドを分析するためには、各市場についての「需要と供給」を分析しなくてはなりません。 しかし、具体的な分析方法や、実際の取引への活用法などについて、一般的なオプション戦略は何も教えてくれません。
マーケットの性質や参加者の特徴によって、最適な市場分析は異なります。 例えば、株式市場では1年以上続くトレンドを主要トレンドと判断しますが、米国の先物市場では6ヶ月以上続くトレンドが主要トレンドと見なされます。
つまり、一般的な知識よりも「米国の先物オプション市場に特化した知識」が何より重要なのです。
先物オプションのレバレッジは、未熟なトレーダーには諸刃の剣となって襲いかかります。
私が先物オプションの売買ノウハウを身につけ、毎月安定した収益を得られるようになるには、2年以上の歳月と、時には多くの売買損が必要でした。
ノウハウの習得
米国の先物オプションに特化した「本当に必要な知識」を提供している書籍・セミナーなどは、現状ほとんど見当たりません。
本当に必要な知識とは、例えば先物オプションのファンダメンタルズ分析を行う方法、米国先物市場のテクニカル分析のノウハウ、ニュースのリサーチや活用方法、ボラティリティなどのデータ収集、および先物オプションの売買戦略といった実戦的なノウハウのことです。
こうしたノウハウを得ずして、米国市場で成功することはあり得ません。
それにも関わらず、一般の書籍はもちろん、10万円以上もする高額な投資セミナーでさえ、これらのノウハウはほとんど教えてくれないのです。
そのため、魅力的なマーケットである米国の先物オプション市場は、多くの人にとってハードルの高い市場になっているのが現状といえます。
「日本のオプショントレーダーは有益な情報を得る手段を持たず、選択肢の少ない日本市場での取引を余儀なくされている」
というのが、私の率直な感想です。
本気でオプションを取引したい方へ
普通のサラリーマンだった私が独立を果たすことができたのは、米国の先物オプション市場で取引を始めたことがきっかけでした。
私が米国市場でトレードを始めた頃、オプションは一部の人しか知らない「高度な投資」というイメージがあり、オプションの仕組みを説明するだけのセミナーが10万円で売られていたりしました。
そこで、日本ではまだあまり知られていなかったオプションについて、一般の個人投資家の方にも知ってもらいたいと思い、オプション道場を立ち上げました。 その後、経済誌をはじめとする多数のメディアに掲載され、徐々に投資家の間で知られるようになってきました。
ただ、オプションについての情報を提供していて感じるのは、「オプションの仕組みや戦略を一生懸命勉強しても、現状の国内市場で取引できるオプションは日経225オプションしかない」というジレンマです。
どれだけオプションの売買戦略をマスターしても、対象が一つの市場に限られていては、トレーダーにとっての優位性は限られます。
このような現状を踏まえて、オプション道場にお越しの方が米国の先物オプション市場から利益を上げられるよう、筆者自身のトレード経験を惜しみなくお伝えしたいと考え、
『オプション道場特別コース』
を作成しました。
特別コースの目的
特別コースの目的は、筆者が実戦のトレードで培った“具体的な実戦ノウハウ”をあなたに全てお伝えし、米国市場で継続的に収益を上げられる実力を身につけていただくことです。
まずは米国の先物・オプション市場を理解することから始め、最終的にオプションで利益を得られるようになるまでの過程を詳細・丁寧に解説しています。
本講座では、米国オプションについて“知識ゼロ”という状態から、実際に先物オプショントレードで利益を得ていくために必要な「具体的ノウハウ」を公開しています。
- 米国の先物市場と先物オプションを理解する
まず、米国の先物・オプション市場についてよく理解していただきます。 本コースでは、表面的な知識・テクニックではなく、市場のメカニズムについての本質的な理解を得ていただくことを目的としています。
米国の先物市場にはどのような参加者がいるか? 先物オプションの権利行使はどうやって行うか? 米国のマーケット情報を分析する方法は? 他の市場には無い、先物市場ならではの特徴とは?
これらを理解することは、オプショントレーダーにとっても欠かせないステップとなります。 この章を読むことで、先物オプションについて全く知らない人でも、米国の先物オプション市場を十分に理解できるようなります。
- 米国先物市場のテクニカル分析
次に、米国の先物市場を分析するノウハウを身につけていただきます。 テクニカル分析とファンダメンタルズ分析についての一般的な誤解。 そして多くのトレーダーがはまる落とし穴について、「なぜそうなのか?」という理由も含めて、実践的なノウハウを解説します。
また、先物オプションに特化したテクニカル分析についてもご紹介します。 先物市場の特性をオプショントレードに活用する方法や、取引におけるテクニカル分析の考え方、「オシレーター」をオプショントレードに活用する方法などについて詳しく解説します。
- 米国先物市場のファンダメンタルズ分析
先物市場のファンダメンタルズとは、一言でいうと「需要と供給」です。 寒い冬には灯油の需要が増え、ニューヨークの灯油先物価格は上昇します。 フロリダの気温が1年を通じて温暖であれば、翌年のオレンジの収穫量が増え、オレンジジュース先物価格は下落するでしょう。 相場を動かす季節要因、需給関係を知ることは、オプショントレーダーにとっても非常に有益です。
このようなファンダメンタルズ分析を行うには、各市場の需要と供給について理解する必要があります。 この章では、先物市場の需要と供給データについて詳しく解説し、時間を掛けずに情報収集を行うコツもご紹介します。
さらに、相場を動かすニュースをトレードにどう活用するか? 投機筋や業者のポジションを分析し、トレードに活用するにはどうすれば良いか? などの実践的なノウハウも身につけていただきます。
- オプショントレードの実践ノウハウ
米国の先物市場を理解し、市場の分析方法を身につけた後は、実践的なトレードスキルを身につけていただきます。
先物オプションのリスクはどのように管理するか? リスク/リワードを比較し、最適なトレードを見つけるにはどうすれば良いか? トレードプランの作り方とは? 出口戦略はどうやって決めるか?
このような実践的なトレードスキルについて、筆者が実際に行ったトレードも交えながら詳細に解説していきます。 正直、これだけは知られたくないと思っていた“濃い情報”を、あなたに全てお教えします。
- トレードの実務に関するノウハウ
最後に、トレードの実務に関する具体的なノウハウを身につけていただきます。 米国のブローカーはどのように選べば良いか? オプションの注文はどのように行うべきか? オプションのボラティリティはどうやって調べればよいか? 米国オプションの分析ソフトにはどのようなものがあるか?
こういった「生の情報」は、現役のトレーダーにしか分からないことです。 オプション道場特別コースでは、このような情報も包み隠さず全て公開しています。
さらに、米国オプション市場の最新情報を配信
特別コースにお申し込みされた方は、「米国オプションのトレード仲間」という位置付けで私は考えています。 そして、今後先物オプションのトレードを行っていく過程で、私自身が有益と判断した情報は随時あなたにもお伝えしていきたいのです。 つまり、無期限のサポートをお付けします。
- 現在活発に取引されている先物オプションのリスト
- 米国先物市場のファンダメンタルズに関する最新情報
- 海外ブローカーの最新情報
- ブローカーの口座開設、送金、取引に関する詳細手順
- オプションの売買戦略に関する最新ノウハウ
- オプション分析ソフトに関する最新情報
- 先物オプション市場の最新取引ルール
(取引所が定めるオプションの限月、値幅制限、取引時間など) - 会員様からの質問・回答集(FAQ)
- その他、米国先物オプションのトレードに役立つ最新情報など
さらに、スマホの表示にも対応 New!
これに加えて、パソコン用のテキストもご利用いただけます。 自宅のパソコンでの閲覧や、紙にプリントアウトしてから読むなど、好みに合った方法で学習を進めることができます。
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今すぐにお申込みの方には、60日間のメールサポート保証をお付けします。 特別コースの内容やトレード全般に関わる疑問など、わからないことは何でも質問してください。 オプション道場の"シンタロー"が直接お答えいたします。(回数無制限)
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「疑問点を徹底的に解消したい」、「現役トレーダーの生の声が聞きたい」、「安心して取引を始めたい」という方は、ぜひお早めにお申込みいただければ幸いです。
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しかし、オプション道場ではそのような高い金額を請求する気はありません。
オプション道場特別コースは、以下の内容をすべて含めて、次の金額で提供しています。
- スマホ用テキスト (スマホ用PDF 380ページ、容量約5MB)
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- 米国先物オプション 専用サイトの会員権
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通常価格:34,800円 (税込)
期間限定価格:29,800円 (税込)
期間限定特典につきましては、予告なしに終了させていただく場合があります。
あなたからのお申し込みをお待ちしています。
現在、「オプション道場 特別コース」は受付を停止させていただいております。
受付の再開時期は今のところ未定ですが、再開の折にはこちらのページでご案内いたします。
オプション道場特別コースのQ&A
Q1.
申込み価格に含まれるのは?
A.
「特別コース」では会員サイトによる情報配信を行っていますが、上記の価格以外には、月額の利用料などは一切いただいておりません。
このような会員サービスでは、一般に「会費」という名目で月額の利用料が発生するケースが多いです。(例えば、あるセミナー会社が行っている会員サービスでは、1ヶ月に約2万円、年間では20万円以上の費用が掛かります。)
さらに、オプション道場で無料公開している「オプション取引入門」と同等の内容が、数万円のセミナーとして売られているケースもあるようです。
投資の世界においては、情報はすでに「高額商品」として扱われているといえます。
このような状況において、「なるべくお金を掛けずに米国オプションのノウハウを身につけたい」というニーズに応えることが、本コースの目的の一つです。
Q2.
米国のオプションは税金面で不利ではないか?
A.
国内のオプション取引では一律20%の「申告分離課税」が利益に対して掛かりますが、海外市場のオプションで得た利益は雑所得と見なされるため、利益額に応じた「総合課税」が課されます。
これを理由に、「米国市場でオプションを取引しても税金が高いから不利」という声をよく聞きます。
単純計算では、年間で330万円以上の利益を上げると、総合課税の税率が20%(所得税10%+住民税10%)を上回ることになります。
実際の税金は控除や保険料なども考慮に入れなければなりませんが、目安としては「300万円の利益」が税率20%のボーダーラインになります。
年間の利益額が200万円以下であれば、逆に米国市場のオプションの方が税率が低くなります。(所得税5%+住民税10%)
さらに、米国市場の利益は日本のオプション取引(申告分離課税)とは別勘定になるので、たとえば日経225オプションで多くの利益を得ている場合でも、米国のオプション取引の利益が年間300万円以内であれば、その分の税率は20%以下で済みます。
利益が増えるにつれて、税金の対策が後々必要になるのは確かです。 年間の利益が安定して1,000万円を超えるようになると、節税のために法人化を検討した方が良いケースもあります。
しかし、最初から税金を心配するあまり、利益の機会そのものを逃してしまうというのは、本末転倒のような気がします。
Q3.
英語が苦手でも米国市場で取引できる?
A.
オプション道場特別コースで紹介している“情報収集のコツ”さえ身につければ、英語力はそれほど必要ではありません。 また、日本人が経営しているブローカーを利用することにより、取引のサポートを日本語で受けることもできます。
かくいう私も、当初は英語がわからず苦労しました。 しかし、取引しているうちに用語にも慣れていき、不自由は感じなくなりました。
現在は日本人向けの取引環境が非常に充実していることもあり、英語力はほとんど問題になりません。
Q4.
トレードを始めるのに必要な資金はどれくらい?
A.
口座開設に必要な資金はブローカーによって異なりますが、シカゴ・ダイレクト社は3,000ドル、インタラクティブ・ブローカーズ社は10,000ドルの当初資金で口座を作ることができます。
口座開設後は、取引規模が小さい市場(ユーロダラー、穀物市場など)を選べば、3,000ドル程度の資金でも十分にトレードを行えます。(オプションの売りも含む)
注意点として、インタラクティブ・ブローカーズ社では2014年以降、個人口座での商品先物・オプション取引が利用できなくなりました。(株価指数、通貨、金利の先物オプションは取引可能)
現状では、商品市場の先物オプションを取引するためにはシカゴ・ダイレクト社を利用する必要があります。
インタラクティブ・ブローカーズ社を利用して制限なくオプションを取引したいという方には、米国のLEAPS(株式オプション)の取引をおすすめします。
Q5.
ドルの下落リスクを考えると、米国市場での取引は危険ではないか?
A.
米国の総合ブローカーでは、FX取引による為替のヘッジ機能が利用できます。 これにより、日本の投資家はドル/円レートを全く気にすることなく、為替に対して中立(ニュートラル)を維持しながらオプションを取引することが可能です。
Q6.
米国の先物オプション市場でトレードを始める方法は?
A.
米国の先物オプションを取引する際には、信頼性が高く、自分の取引スタイルに合ったブローカーを選ぶことが大切です。(間違っても、「絶対に儲かります!」などと謳うブローカーでは取引しないことです。)
オプション道場特別コースの会員サイトでは、米国ブローカーに口座を開くための詳細手順、取引を開始するまでの手順、おすすめブローカーの一覧情報などを詳しくご紹介しています。
Q7.
オプショントレードは未経験だけど、最初から米国市場で取引しても大丈夫?
A.
取引の大きさ等を考慮すると、米国の先物オプションの方が日経225オプションよりもリスクは小さく、より少ない資金で取引を始めることができます。
適切なノウハウさえ身につけていれば、米国の先物オプションは初めてオプションを取引する方にも適しているといえます。
Q8.
アメリカの市場だと、時差の影響もあるのでは?
A.
日本とシカゴの取引所では15時間の時差、ニューヨークの取引所では14時間の時差があります。
先物オプションの取引時間は市場によって異なりますが、ほとんどの市場は日本時間の午後10:00から午前0:00までの間にオープンします。 (3月の第二日曜日から11月の最初の日曜日までは、米国のサマータイム期間になります。 この期間は、日本時間の午後9:00から午後11:00までに市場がオープンします。)
現在は電子取引の普及により、日中の取引時間以外でも、ほぼ24時間いつでも取引できるようになっています。
私自身、会社勤めをしながらトレードを行っていましたが、時差のせいでトレードが困難になることはほとんどありませんでした。 むしろ、市場のオープン時に自宅から取引できるなど、国内の市場より取引しやすい面もあります。 また、ブローカーに「アラート注文」を出しておくことで、市場の思わぬ変動から資金を守ることもできます。
注文執行のノウハウについてもオプション道場特別コースで詳しく解説していますので、参考にしていただければ幸いです。
最後に ~シンタローからあなたへ
オプショントレーダーにとって、経済情勢の変化は大きなチャンスでもあります。
より多くの利益を得るために、そしてリスクを低減させるためにも、オプションの売買機会を多様化しておくことが重要になってきています。
本音を言うと、苦労して培ったノウハウを世に広めることに、少なからず抵抗もあります。 しかし、あなたが米国の先物オプション市場という最高のマーケットで取引しようと考えるなら、特別コースを通じて精一杯お手伝いさせていただきます。
メールサポート特典および期間限定の割引特典は、間もなく締め切らせていただきます。 ご希望の方は、お早めにお申込いただければ幸いです。